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後悔回避の方策

2006-08-31 06:17

私は投資において後悔する事がよくあります。皆さんも一度や二度はあると思います。そこで行動ファイナンスで言う後悔回避の方策について。
行動ファイナンス―金融市場と投資家心理のパズルによれば後悔を回避したり軽減するポイントは責任転嫁とルールの採用、そして中立であると言っています。一つ目の責任転嫁とは、例えば他の人(投資顧問など)からのアドバイスを受けて、もしその投資がうまくいけばそれは自分のスキルのおかげだと思えるし失敗すればアドバイザーを非難することで、自己を防衛し後悔を小さくできる(シェフリン)、と言っています。簡単に言えば月額○○円で投資情報の提供を受けている方などはこれに当てはまります。つまり決定の責任をほかの誰かに移転すると言う事です。しかし私は責任転嫁については非常に後ろ向きな方策であり良いと思えません。二つ目のルールの採用は、慎重な意思決定を標準的な社会的、法規的規範に従って行う、である。このルールに従うという仕組は、後悔回避の仕組みであると同時に自分の弱さを克服する仕組みでもある。後者に面を強調すれば、自己規律の問題に行き着く、と言っています。三つ目の中立は、白か黒かという積極的な選択をせず、灰色という中立策をとる、と言っています。見通しが的中する満足と見通しが外れる後悔を比較すれば、後悔の方が2倍以上ダメージが大きいから文中の例を変えて言えば分散投資を行う、と言う事でしょうか。

以上3点の中で、二つ目のルールの採用に関して、私自身について言えば特に売りについてのルールを明確に定めていません、またそれが欠点である事も十二分に理解しています。反省・・・  後悔回避のためだけではなく投資のパフォーマンスをも決定するであろうルールの採用は非常に重要ではありますが特に売りに関しては、なかなか決められない自分がいます。また私には自己規律という大きな壁もあります。三つ目の中立については、色々意見があると思われます。

後悔回避の方策は単に後悔を回避するためのものだけではなく、投資を行う上で非常に重要な事柄ではないでしょうか。

文中の後悔回避の方策の最後は次の文章で締めくくられています。

後悔についてベルスキーとギロヴィッチには示唆に富む言及がある。いままで取り上げてきた後悔は、何かをしての後悔であった。しかし、人は長期的には「ああしておけばよかった」というように何かをしなかったことを後悔する、というのである。「人々は短期的には失敗した行為のほうに強い後悔の念を覚えるが、長期的にはやらなかったことを悔やんで心を痛めることがわかる。こうした事実はマーク・トウェインの次の格言を裏付ける。『20年たてば、したことよりもしなかったことを嘆くようになる』」。

投資以外についても考えさせられる非常に含蓄のある文章でした。なるほど・・・。

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